ちんぽ立ったら日本一に
 夢は大きな少年色事師
 元気一杯 一度や二度の
 射精なんかじゃ挫けない おー!?
 ガンバレ 強いぞ 僕らの仲間
 乳之崎むしゃぶろう (乳之崎むしゃぶろうのテーマ)


 第2話 むしゃぶろう殺害計画

 若い女を見てはその乳にむしゃぶりつき、若干10歳にして立派な婦女暴行魔予備軍と化したむしゃぶろう。そんな息子を見て、父である毛太郎はある決心をした。
「むしゃぶろうを殺す」。
「えっ? 今、あなたなんと?」。
「むしゃぶろうを殺すと言ったのだ」。
「殺すって、そんな、あなた、大それた事を.....」。
「とめるのか」。
「いいえ」。
「え?」。
「実は私ももう限界と思っておりました。若い女を見れば力ずくで押し倒し、乳にむしゃぶりつくあの子を見ていると、なんとも恥ずかしく、身の裂ける思いでございましたの。人様にも申し訳ないし、ご先祖様にも顔向けできません。もうあの子を生かしておいて今後ろくな事はないでしょう。殺っちまいましょう。一思いに始末してしまいましょう。こういうことは早いほうが良いわ。何なら今夜にでも」。
「ずいぶん乗り気なんだなあ」
「さあ、どうしましょ。寝込みを襲って絞め殺しますか。それとも帰ってきたところを日本刀で切り付けてやりましょうか」
「恐い女だなあ、お前は。まあ、待て、落ち着け。考えてみろ。最近の奴の成長ぶりを。毎日女を襲っているおかげで、腕力や体力は鍛えられ、腕なんかこんなだし、胸板なんかこんなになってる。まるでヘラクレスだ。父親の私が言うのも情けないが、とても力じゃ敵うまい。不意を付いたところで、うまく一発で仕留められなかった場合は、こちらが殺られる」。
「では、一体どうするのです」。
「計略を用いる。毒殺するのだ」。
「なるほど。しかし、あの子最近食べ物には妙に神経質で。必ず口ににする前ににおいを嗅いで、そしてちょと舐めてみてから大丈夫だと判断したら食べ始まると言った具合で。きっと外でやられてるに違いないわ。いや、毒を盛られてるって言ってるんじゃないんですよ。腐ったものを出されたり、お茶だと言って青汁飲まされたり。怨まれてますからね、この村の人には。だからそう簡単には、いきませんよ」。
「分かっておる。おまえにそんな事を言われなくてもわしは知っておるよ。むしゃぶろうの成長したのは体力だけではない。警戒心、注意力、洞察力。そういった内面の部分ももう成人男子以上のものを持っておる。そう簡単に毒の入ったものなど食うまい」。
「では、何故?」
「ピン子よ。いつわしが食べ物に毒を入れると申した? 食べ物や飲み物には毒は入れんよ。ピン子、むしゃぶろうは確かに警戒心が強い、洞察力も注意力もある。しかし、ただ一つだけ無警戒になってしまうものがある。分かるか?」。
「あ、オッパイ!」。
「そうじゃ。わしはそのオッパイの先っぽに毒を塗っておこうと思う」。

つづく