蝿男の恐怖
THE FLY

米 1958年 94分
監督 カート・ニューマン
原作 ジョルジュ・ランジュラン
出演 アル・ヘディソン
   パトリシア・オーウェンズ
   ヴィンセント・プライス


 ハエ男なんかよりも男ハエの方がよっぽど怖かった。初めて観たのは6歳頃で、おしっこチビりそうなほど怖かったことを記憶している。いや、実際にチビってたかも知らん。トラウマですよ、トラウマ。
 以来、怪奇と戦慄の魅力に取り憑かれた私は、そんな映画や読み物ばかりを選って眼にするようになり、今では大概のものには怖がらない鉄の心臓を備えるに至った。深夜に一人で稲川淳二もへっちゃらである。ところが、そうなったらそうなったで怪奇映画を観ても怖くない(=つまらない)というデメリットが生じた。困ったものである。男ハエに小便チビってたあの頃が懐かしい。


↑男ハエ発見!。プチュ。


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