吸血鬼蘇る
THE RETURN OF THE VAMPIRE

米 1943年 69分 日本未公開
監督 ルー・ランダーズ
脚本 グリフィン・ジェイ
出演 ベラ・ルゴシ
   ニナ・フォッチ


 本作はもともとは『魔人ドラキュラ』の続編として書かれたものである。ところが、ユニバーサルはこれを受け入れず、『女ドラキュラ』の方を採用した。腹を立てたグリフィン・ジェイはコロンビアに持ち込み、それで製作されたのが本作である。だから『魔人ドラキュラ』の本当の続編は本作なのである。ちゃんとドラキュラも蘇るよ(但し、訴訟を避けるためにテスラと改名されている)。だけど、ユニバーサルの『フランケンシュタイン対狼男』を意識して、急遽狼男を付け足したためにグダグダになったことは否めない。否めないが、今日では『女ドラキュラ』よりも高い評価を得ている。ルゴシのファンは必見である。


↑ルゴシよ、やったれ、やったれ。


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