評価 ★★

レガシー
THE LEGACY

英=米 1979年 102
監督 
リチャード・マーカンド
脚本 ジミー・サングスター
出演 キャサリン・ロス
   サム・エリオット


 リチャード・マーカンドの不幸な監督デビュー作。オカルト・ブームの中で『卒業』のキャサリン・ロス主演ということで大いに期待されたが、英ハマー・フィルムの大御所ジミー・サングスターによる物語は古過ぎた。大した見せ場もなく、予想した通りのラストを迎えてしまう。
 マーカンドも本作の出来の悪さには大いに失望したようで、ジョージ・ルーカスから『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』の監督を頼まれた時は「どうして?」と思ったそうだ。その答えは、ルーカスは本作は観ておらず、続く『針の眼』だけを観て抜擢したのである。ラッキー。


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